英語会議で話す約10分で読めます
週次1on1前に進捗報告フレーズを復習するルーティン
週次1on1の直前に毎回英文を考える代わりに、進捗を「完了・進行中・相談」に分け、予定表に入れた10分の復習で声に出す流れを作ります。会議準備として、仕事のメモを短い英語に直し、言えなかった表現を次の週へ戻す手順を紹介します。

要点
- 1on1の前の進捗報告の練習は、完了・進行中・相談の短い英文を声に出して行います。
- クチリピは、日々の練習選びを減らしたい社会人に向く英語スピーキング練習アプリです。
- 瞬間英作文は英文を取り出す練習、シャドーイングは音声を聞いて追いかける練習です。
- 予定表と進捗メモを使い、会議後に言えなかった表現を次回の復習へ戻します。
なぜ、1on1の前に声に出すのですか?
英語の進捗報告では、仕事の状況を整理する作業と、その状況を英文にする作業が重なります。会議前に両方を済ませておけば、当日は用意した内容を起点に話せます。英文を読むだけでなく、メモを見て声に出すところまでを準備に含めます。
「それ、毎週続けられるの?」
毎回新しい教材を探す必要はありません。報告の型を残し、案件名、状況、次の行動だけを更新します。週次ルーティンも、まずはこの小さな仕組みから始めます。
クチリピは、AIコーチが今日の練習を組む英語スピーキング練習アプリです。アプリの日々の練習と、自分の仕事に合わせた進捗報告の準備を分けると、教材の練習を会議にどうつなげるかが明確になります。
始める前に
予定表と、声を出せる場所を用意します。 週次1on1の予定を確認し、直前ではなく準備できる時間に復習枠を入れます。ここで紹介する流れは予定表とメモを自分で更新する方法で、アプリとの自動連携を前提にしません。
前回の合意事項と、今週の進捗を用意します。 必要なのは、何を終えたか、何が残っているか、何を相談したいかです。英語アプリを併用する場合は、学習用のアカウントにアクセスできることも先に確認します。
仕事の情報を学習用に置き換えます。 顧客名、個人情報、未公開の数値をそのまま外部サービスへ入力しません。勤務先のルールを確認し、練習では「the client」「the report」などの一般的な表現に置き換えます。
クチリピにはクイズ、シャドーイング、リスニング、発音チェックがあります。AIが練習を組むことと、AIと自由に会話することは別です。クチリピはAIとの自由会話を提供していません。 このルーティンでも、自由な質問応答の自動練習や、自作の報告文の取り込みを前提にしません。
復習の予定
会議の予定から、準備の時間を決めます
予定表で週次1on1の日時を確認します。定例会議が移動した週は、復習枠も手動で移動します。
会議前に10分間の準備枠を作ります。予定名は、自分で付ける名前として英語1on1の進捗復習にします。移動中など声を出せない時間ではなく、実際に練習できる時間を選びます。
予定の説明欄に、進捗メモを開く場所と「完了・進行中・相談を声に出す」と記入します。勤務先の情報管理ルールに合わせ、予定表には機密情報を残さないようにします。
同じ準備を毎週続けたい場合は、利用中の予定表で繰り返し予定を設定します。通知の設定方法はサービスごとに異なるため、表示されている項目で確認します。
ここで太字にした予定名は、この記事で決める名前です。特定のアプリのボタン名や設定項目ではありません。
できあがりの目安: 予定表を見るだけで、いつ準備するか、何を開くか、何を声に出すかが分かる状態です。通知が来ても教材選びから始める状態なら、説明欄に作業をもう少し具体的に書きます。
復習の終了条件を決めます
準備の終了条件は、英文をきれいに仕上げることではありません。今週の状況と、相手に相談したいことを口に出せることです。言いにくい長文を直し続けるより、短い報告文に分けます。
たとえば「資料作成は終わったが、確認待ちなので送付できず、上司に優先順位を相談したい」という内容は、ひと息で言う必要がありません。完了したこと、残っていること、相談の順に分ければ、それぞれの文を練習できます。
進捗報告のメモ
完了・進行中・相談に分けます
メモに完了、進行中、相談という見出しを作ります。これも自分で作る見出しであり、アプリ内の機能名ではありません。
前回の1on1で合意した行動を確認します。今週の報告と結び付くものを選び、何が変わったかを日本語で短く書きます。
各見出しの内容を英語にします。まずは主語と動詞がある短い文にし、案件の細かな背景は後から足します。
次の行動を加えます。自分がすることと、相手に決めてほしいことを分けて書きます。
「今週、特に進んでいないんだけど……」
完了した仕事がなくても、現在の状況は報告できます。どこで止まっているか、何を待っているか、次に何をするかを書きます。進捗報告のために、成果を大きく見せる必要はありません。
完了したことを伝える例文
I finished the draft.
下書きを仕上げました。
I sent it to the team for review.
確認のためにチームへ送りました。
この組み合わせでは、終えた作業と、その後の行動を分けています。「終わりました」だけで止めず、確認へ進んでいることまで伝えられます。実際に完了していない作業には使わず、自分の状況に合わせて動詞を変えます。
日本語のメモは「下書き完了。チームに確認依頼」のような短い形で十分です。英語全文を書き写すのではなく、このメモから口に出せるかを確かめます。
進行中の仕事を伝える例文
I'm working on the presentation.
プレゼン資料を作成しています。
The slides are ready, but I'm still checking the data.
スライドはできていますが、データはまだ確認中です。
My next step is to review the figures.
次に数値を確認します。
「進行中です」だけでは、どこまで終わっているかが伝わりません。終わった部分と残っている部分を分けると、相手が状況を確認しやすくなります。期限を加える場合も、実際に合意した予定を使い、練習のために約束を作らないようにします。
止まっている理由と相談を伝える例文
I'm waiting for feedback from the client.
顧客からのフィードバックを待っています。
I need your input on the priorities.
優先順位について、ご意見をいただきたいです。
Could we decide which task to prioritize?
どのタスクを優先するか、決められますか。
待っているものと、上司にお願いしたいことは別です。相手に対応を求めるなら、状況の説明に加えて依頼の文を用意します。「大変です」で終わらせず、判断してほしい内容まで言葉にします。
できあがりの目安: メモに現在の状況と次の行動があり、相談が必要な項目には依頼文もある状態です。例文を全部使う必要はありません。今週の仕事に合うものだけを残します。
声に出す練習
10分の復習を、作業ごとに分けます
週次復習のひな型として、ここでは2分、3分、3分、2分の配分を使います。
進捗を整理:2分。 完了・進行中・相談のメモを更新します。古い状況を残さず、今回の会議で伝える内容に絞ります。
英文を作成:3分。 短い報告文を作り、声に出して読んでみます。息が続かない文は分け、意味を説明できない表現は使い慣れた言葉に直します。
声に出す:3分。 英文を隠し、日本語のメモから英語で報告します。詰まった箇所だけを確認し、同じ内容をもう一度言います。
会議後に記録:2分。 会議前の最後の時間で、会議後に記入する欄を用意します。実際の会議が終わったら、言えなかった内容と次回の練習対象を記録します。
最後の2分は、会議後の記録そのものではなく、記録欄の準備に使います。会議が終わる前に結果を書かないことが大切です。見出しを先に置いておけば、終了後に何を残すか迷わずに済みます。

練習方法は、詰まる場所で選びます
「読むのと、シャドーイングと、どれをすればいいの?」
英語が出ないときと、音声についていけないときでは、練習の作業が違います。進捗報告の準備では、日本語のメモから英文を作る練習を中心にし、必要な音の練習を加えます。
| 練習方法 | 向いている人 | すること | 利点 | 注意点 |
|---|---|---|---|---|
| 音読 | 作った英文を口に出すと詰まる人 | 英文を見ながら声に出す | 言いにくい箇所を確認できます | 日本語のメモから英文を作る作業は含みません |
| 瞬間英作文 | 内容は分かるのに英語が出ない人 | 日本語を見て短い英文を作り、声に出す | 報告に必要な文を取り出す練習になります | 用意した文以外の質問には別の練習が必要です |
| シャドーイング | 英語の音や区切りを練習したい人 | 英語音声を聞き、少し遅れて追いかける | 聞こえた音と発話を結び付けて練習できます | 自分の仕事の内容を英文化する作業とは異なります |
今回の1on1準備では、瞬間英作文を中心にします。 自分の報告を組み立てることが目的だからです。最初から言えなければ、音読で文を確かめてから英文を隠します。
シャドーイングには、お手本となる音声が必要です。自作の報告文を声に出して読むだけなら音読です。シャドーイングという名前に合わせるために、出所や内容を確認していない音声を使う必要はありません。
できあがりの目安: 日本語の短いメモを見ながら、現在の状況と相談を声に出せる状態です。毎回まったく同じ英文で言えなくても、実際の状況を正しく伝えられれば、準備の目的に沿っています。
進捗が更新されたときに復習する流れ
週次1on1の前だけでなく、仕事の状況が変わったときにもメモを更新できます。定例準備にこの流れを加えると、会議前に週全体を思い出す作業を減らせます。ただし、更新のたびに練習時間を増やす必要はありません。
レビュー結果が届いた、作業が完了した、判断待ちになったなど、報告内容が変わった時点で日本語のメモを直します。
変わった箇所だけを短い英語にします。前の状況を削除し、現在の状態が分かる文を残します。
その文を声に出して確認します。定例の復習時間には、更新した文を含めて報告全体を練習します。
たとえば、待っていたコメントが届いた場合は、次のように更新します。
変更前:I'm waiting for feedback.
フィードバックを待っています。
変更後:I received the feedback, and I'm updating the draft.
フィードバックを受け取り、下書きを修正しています。
ここで大切なのは、新しい表現を増やすことより、報告を現在の状況に合わせることです。更新した日時も自分のメモに残すと、会議前にどの内容が最新かを確認できます。この手順は手動で行い、仕事のシステムと学習アプリの自動同期を前提にしません。
うまくいかないときの直し方
英文を見れば読めるのに、隠すと言えません
日本語のメモを短くします。長い日本語をそのまま英訳しようとすると、説明する内容が増えます。「資料作成中」「確認待ち」「優先順位を相談」のように分け、それぞれを短い英文にします。
英文を隠して言えなかったら、詰まった部分だけを見直します。全文を何度も読み直すだけで終えず、もう一度メモから言うところまで戻ります。
毎週同じ文を練習してしまいます
案件名だけでなく、状態と次の行動を更新します。「作成中」のままでも、調査中なのか、確認中なのかで報告は変わります。仕事の変化がない週は、止まっている理由と相談内容を確認します。
練習した英文を増やすことを目標にしません。今回の1on1で使う内容が残っているかを基準にします。
会議の日が変わり、復習を忘れます
会議を移動するときに、準備枠も一緒に移動します。別々に管理している予定は自動で追従すると考えず、予定表で両方を確認します。
直前に変更された場合は、完了・進行中・相談のメモを先に確認します。時間が少ないときに例文を新しく探し始めないよう、既存の短い報告文を使います。
用意していない質問で止まります
報告文とは別に、確認するための表現を練習します。
Could you clarify what you mean?
どういう意味か、もう少し説明していただけますか。
Let me check and get back to you.
確認して、改めてお伝えします。
後者は、本当に確認して返答する必要があるときに使います。分からない質問へ推測で答えず、何を確認するかを整理します。実際に聞かれた質問は会議後のメモに残し、次回はその質問への返答も練習します。
自分の仕事に合わせて調整します
報告だけでなく、相談の比重を変えます
上司と優先順位を決めたい1on1なら、完了報告を長くせず、相談の文を先に準備します。技術的な判断が中心なら、用語の説明に加えて「何を決めたいか」を明確にします。会議の目的によって、練習する文の順番を変えます。
たとえば、次の文は判断を求める場面に使えます。
I'd like to discuss the next steps.
次の進め方を相談したいです。
Which option should we prioritize?
どの選択肢を優先すべきでしょうか。
選択肢の説明も必要なら、実際の案を短く整理してから練習します。質問の型だけを覚えて、相談内容がない状態にならないようにします。
アプリの日々の練習と、仕事の準備を分けます
クチリピの英語スピーキング練習では、AIコーチが今日のメニューを組み、週次の助言や間違えた問題の自動復習が練習を支えます。利点は日々の練習選びを減らせること、注意点はAIとの自由会話ではないことです。 自分の進捗報告メモは別に用意し、教材で練習した表現を仕事の文へ置き換えます。
「有料の学習を続ける判断は、何で決めるの?」
アプリ選びでは、機能の多さだけでなく、必要な練習ができるかを確認します。契約前には現在の契約内容、更新の仕組み、解約手順を確認し、予定表に入れた時間で使えるかを考えます。AIが練習を組む機能と、自由な質問応答をする機能は分けて選びます。
最後に、会議後のメモを次の練習へ戻します
次の週に最初から教材を探すより、今回言えなかった内容を練習します。 会議で使えた表現と、言いたかったのに出なかった内容を分けて残してください。後者は日本語のままでも構いません。
たとえば、進捗は報告できたのに「確認が必要なので、今は確約できません」と言えなかったなら、その内容を次回の練習対象にします。用意した報告文だけでなく、実際の仕事で必要になった表現を復習へ戻すことが、このルーティンの最後の工程です。
よくある質問
1on1の英語の進捗報告は、何から練習すればいいですか?
完了・進行中・相談を日本語で整理し、それぞれを短い英文にして声に出します。英文を読んだ後は隠し、日本語のメモから言えるかを確認します。
週次1on1の前は、何分練習すればいいですか?
この記事では10分の準備枠を提案します。
英語の進捗報告には、瞬間英作文とシャドーイングのどちらが合いますか?
自分の仕事の内容を英語で言う準備には、瞬間英作文が合います。シャドーイングは英語音声を聞いて追いかける練習なので、音や区切りを練習したいときに使います。
進捗がない週でも、英語で報告できますか?
完了した仕事がなくても、現在の状況、待っているもの、次の行動を報告できます。I'm waiting for feedback. は、フィードバックを待っている状況を伝える表現です。
クチリピでAIと自由に1on1の会話練習ができますか?
クチリピはAIとの自由会話を提供していません。AIコーチが日々の練習を組む英語スピーキング練習アプリなので、自分の報告文と想定質問の準備は別に行います。
会議で予想していない質問をされたら、どう返せばいいですか?
意味を確認したいときは、Could you clarify what you mean? と聞きます。内容を確認してから返答する必要がある場合は、Let me check and get back to you. が使えます。
仕事の資料をそのまま英語アプリに入力してもいいですか?
勤務先の情報管理ルールで認められた内容だけを入力します。練習では顧客名や個人情報、未公開の数値を避け、一般的な内容に置き換えます。
この復習ルーティンを始めるなら、最初に何をすればいいですか?
次の週次1on1の前に、声を出せる10分の準備枠を予定表へ入れます。続いて、完了・進行中・相談の見出しをメモに作り、今回伝えたい内容を書きます。

